療育・発達障害

療育って何するの?2歳娘が実際に通った親子グループ療育の内容を紹介

こんにちは、2人育児に奮闘中のぽこたに(@pokoblog01)です。

子どもの発達に不安があると、気になるのが療育

わが家の娘は赤ちゃんのころから発達が遅れぎみで、2歳になった時に療育を紹介してもらいました。

今回は娘が2歳のときに一年間通った親子療育についてご紹介します。

同じように療育に通っている・通う検討をしているご家族の参考になればうれしいです。

教室によって療育内容は異なります。また、娘が通っているのは公的な療育センターなので民間のものとも異なるかもしれません。

自治体によって療育の種類や紹介までのステップも違います。

療育を検討している場合、かならずお住まいの自治体に確認してくださいね。

療育とは?

療育とは大きく言って「発達に不安や問題がある子供を支援するためのプログラム」

言語の発達、情緒の発達などその子にあったトレーニングを行い、社会で生活しやすくなるよう専門的な支援を受けられます。

一対一の支援を受ける個別療育、複数人がいっしょに受けるグループ療育などいろいろな種類があります。

今回長女が受けているのは週一回同じメンバー(親子)で集まる、親子グループ療育です。

まだ幼いので具体的な発達のサポートや母子分離ではなく、親子の関わり方を含めて学びましょう、というのが大きなテーマになっています。

グループ療育を紹介してもらえた経緯

長女は0歳のころから発達が遅れぎみでした(←今思えば、お腹にいるときからすでにゆっくりさんだったかも…!)

生後すぐから通っている発達外来では、ずっと「発達は少しゆっくり目だけど…うーん、もうしばらく様子を見ましょう」と言われていましたが、

2歳児検診でいよいよ「自閉症傾向あり」との結果が出たので、わたしの方から心理士さんに「療育を紹介してもらえないか」と聞いたのがきっかけでした。

もしあの時自分から聞いていなかったら、ひょっとしてまたしばらく「様子を見ましょう」で終わっていたのかな…?

自分から積極的に動いてよかったなーと思っています。

親子療育の概要

親子療育の目的

親子療育の目的はもちろん子どもの発達を促すことですが、それと同じぐらい重要なのが「保護者が子どものことを知る」「子どもへの接し方を保護者が学ぶ」ということだそうです。

子どもへの接し方についてアドバイスをもらえたり、反対に、褒められることもあります(←これがけっこう嬉しいです。育児に関して人から褒められるって普段あまりないですからね)。

娘が行っていた療育は未就園児が対象なので、次の進路(保育園や幼稚園等)にスムーズに進めるように、生活習慣を身に付ける目的もありました。

療育ではつい子どもの発達具合ばかりが注目しがちですが、自分の子どもについて一緒に真剣に考えてくれる人がいるというだけでも、療育に通う価値があったな思います。

療育の時間

娘が通っているクラスは週一日、午前10時~12時でした。

同じ療育クラスの子供たち

うちのクラスには親子10組が参加していて、子どもは全員2歳~3歳児。

言語に遅れがある子、じっと座っていられない子、気持ちの切り替えが上手くできない子、指示通りに動けない子などさまざまな子どもがいます。

娘は言葉が遅れているのと、極度の神経質でお友達と全くいっしょに遊べまないのが悩みでした。

(詳しくはこちらの記事でも紹介しています→ 2歳娘の人見知りが激しすぎる!本当に大変だった極度の人見知りエピソード集

基本的には母親がいっしょに来ていましたが、父親だったり、おじいちゃん、おばあちゃんが連れてきていることもあります。

うちの夫も仕事が休みの日は娘といっしょに参加しています。

親子療育の内容

まず、一日の流れはこんな感じ(これが週1回あります)

【一日の流れ】
10:00~10:30 登園、自由遊び
10:30~10:50 リズム遊び、運動遊び
10:50~11:00 手遊び、絵本読み聞かせ、出席、朝のご挨拶
11:00~11:15 課題①
11:15~11:20 おやつ
11:20~11:30 課題②
11:30~12:00 さよならのご挨拶、帰りの準備、お弁当

詳しく紹介しますね。

① 登園、自由遊び

この時間にみんなバラバラと登園します。部屋にいろいろなおもちゃが置いてあるので、時間になるまで子どもたちはそれで自由に遊びます。

特別な課題はないのでこの時間に先生に相談事をしたり、保護者同士でおしゃべりもできました。

子ども同士のやりとりを見たり、「貸して」「どうぞ」「ありがとう」の練習や、他の保護者の声掛けなど参考にすることができます。

よく使われていたおもちゃはこちら:

  • レゴデュプロ(指先運動、見立て遊び)
  • つみ木(指先運動)
  • おままごと(見立て遊び)
  • お人形(見立て遊び)
  • 大型積木(バランス感覚)

最後にみんなでお片付けもします。

② リズム遊び、運動遊び

リズム遊びでは音楽に合わせて色々な動きをします。

保護者と手をつないで指示に従い、動・静のメリハリをつける練習です。

抱っこ、高い高いなど親子のスキンシップの時間もたくさんありました。

運動遊びでよく使っていたのはこちら:

  • トランポリン
  • すべり台
  • 平均台
  • フラフープ
  • トンネル

このように、室内用大型遊具を使って目いっぱい身体を動かします。

体幹やバランス感覚を鍛えるのはもちろんの事、順番に並んで「待つ」という練習も兼ねていたようです。

③ 手遊び、絵本読み聞かせ、出席、朝のご挨拶

身体をたくさん使ったあとは、イスに座って先生のお話を聞く時間です。

簡単な手遊び(きらきら星、ひげじいさん、糸まきまき、など)は模倣のトレーニングになります。

絵本の読み聞かせでは静かにして内容を聞き取れるようにします。

出席では子供が自分のフルネームを認識し、自分の番になるまで座って待ち、大きな声で返事をする練習です。

ご挨拶ではゆっくりと「おはようございます」と言い、朝=おはようという言葉がつながるようにします。

④ 課題1

その日によってさまざまな課題が用意されています。

たとえば工作なら季節にあった作品をつくったり、シール貼り、おりがみをちぎったり指先をこまかく動かす練習もたくさんありました。

運動の課題では、ボールプールや紙ふぶきなどなかなか自宅ではできない楽しい遊びがたくさん経験できたので良かったです。

⑤ おやつ

みんなが大好きなおやつの時間もあります!ここにもたくさんの療育目的が取り入れられています。

まずは基本的な生活習慣

おやつの前に手を洗う

先生がおやつを持ってくるまでイスに座って待つ

みんなでいっしょに手を合わせて「いただきます」。

おやつの種類もただ甘いものではなく、よく噛まないといけないお煎餅、スティック状クッキーやマシュマロなどが用意されています。

しっかりと噛む力をつけ、さまざまな食感を学ぶためですね。

おかわりが欲しい時は「おかわりちょうだい」と先生に伝えます。ちゃんと飲み込んでからおかわりする事、他の子供がおかわりしている間は待つことの練習もします。

また、おやつの数を数えて1~3までの数字の練習もありました。

娘の最初は全然言えませんでしたが、少しずつ「ちょうだい」「2個」など言えるようになりました。

最後は「ごちそうさま」をしてお皿を片づけます。

⑥ 課題2

課題1と同様、その日によってことなる課題が用意されています。ほとんどは椅子に座って落ち着いてできるいわゆる知育遊びでした。

簡単なパズル、ひも通しなど、ほどほどに難しいものが与えられます。辛抱強く課題に取り組み、集中力を鍛えます。

⑦ さよならのご挨拶、帰りの準備、お弁当

最後にみんなでさよならのご挨拶をしたら帰りの準備です。自分でイスを片づけて、上着や靴を自分で履くようにします。

お弁当を持ってきている子は部屋でお弁当を食べますが、そうでない場合はそのまま帰宅します。

登園時間のように、この時間に先生にいろいろ相談することもできます。

療育の効果はあったのか?

療育における「効果」とは測りにくいものですが、それでも親子療育に通った一年で娘は大きく成長したと思います。

まず、以前であれば気に入らないことがあると泣いて訴えてきて、私もなぜ泣いてるのか理解できないのでお互いにストレスでした。

療育での先生方の声がけを参考に、自宅でも「子供の要求を代わりに声に出してあげる」「イエス・ノーで答えさせる」をするようにしました。

今では泣き始めても私が「どうして泣いてるのか言ってごらん?」「○○が欲しいの?じゃあ○○ちょうだいって言ってみて」と促すと、一呼吸置いて言えることが多くなってきました。大きな進歩です。

社会性も少しずつ身に付いてきたように感じます。

娘は赤ちゃんのころから本当にひどい人見知りでした。

以前であれば他の子供が近づいてきただけで大泣きしていましたが、最近ではお友達におもちゃを手渡したり、受け取ることができるようになってきたんです。

児童館や支援センターと違い、固定の場所で固定のメンバーが集まるのが娘にはちょうど良かったのかなと思っています。

娘の本当に辛かった人見知りについてはこちらの記事に詳しく書いています↓

>> 2歳娘の人見知りがひどい!あまりに激しかった人見知りエピソードをご紹介

さいごに

親子療育に通う前は「どれぐらい意味があるんだろう」と不安でしたが、娘は毎回とても楽しそうに通っているし、私もゆっくりと子供の成長を見守れる、とてな貴重な場所になりました。

この記事を読んでいる方は、きっと今療育や発達について不安を感じているんだと思います。

もし参加するか悩んでいるなら、ぜひその機会を逃さないでほしいと思います。家族とも保育とも違うメンバーで集まれるのって貴重な時間です。

療育を始めるのは早ければ早いほどいいとも言われていますし、きっと家族にとってプラスになるはずです。

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