育児を楽しむ方法

2歳娘が通うグループ療育の目的、内容、効果を紹介

こんにちは、2人育児に奮闘中のぽこたにです。

 

長女には先天性の持病があり、0歳の頃から発達が遅れ気味でした。

生後すぐから通っている発達外来では、ずっと「発達は少しゆっくり目だけど…もうしばらく様子を見ましょう」と言われていました。

そして2歳児検診でいよいよ「自閉症傾向あり」との結果が出たのをきっかけに、療育を案内してもらえることになりました。

そこで案内してもらったのが「親子グループ療育」というものだったので、その内容についてご紹介します。「グループ療育」「親子教室」など様々な呼び方があるようです。

自治体によって内容は異なりますし、娘が通っているのは公的な療育センターなので民間のものとも異なるかもしれませんが、同じように療育に通っている・通う検討をしているご家族の参考になればうれしいです。

療育とは?

さまざまな種類の療育が存在しますが、療育とは大きく言って「発達に不安や問題がある子供を支援するプログラム」です。言語の発達、情緒の発達などその子にあったトレーニングを行い、社会で生活しやすくなるよう専門的な支援を受けられます。

児童発達支援事業などに通う場合は「受給者証」といって自治体に証明をもらう必要がありますが、今回通ったのは受給者証は不要でした。

親子療育について

親子療育の目的

療育の目的はもちろん子供の発達を促すことですが、それと同じぐらい重要なのが「保護者が子供のことを知る」「子供への接し方を保護者が学ぶ」ということです。

親子療育、グループ療育、親子教室などいろいろな呼び方があるようです。

特に保護者同伴の親子療育では、子供への接し方についてアドバイスをもらえたり、反対に褒められることもあります(←これが地味に嬉しいです。育児に関して人から褒められるって滅多にないですもんね)。

娘が行っている療育は未就園児が対象なので、次の進路(保育園や幼稚園等)にスムーズに進めるように、生活習慣を身に付ける目的もあります。

療育ではつい子供の発達具合ばかりが注目されますが、自分の子供について一緒に真剣に考えてくれる人がいるというだけでも、療育に通う価値があると思います。

療育の時間

娘が通っているところは週一日、午前10時~12時までです。給食はありません。

施設によっては平日毎日通ったり、終日過ごす場合もあります。

同じ療育クラスの子供たち

うちのクラスには10人いて、全員2歳~3歳児です。言語に遅れがある子、じっと座っていられない子、気持ちの切り替えが上手くできない子、指示通りに動けない子などさまざまな子供がいます。うちの娘は言葉が遅れているのと、極度の神経質でお友達と全くいっしょに遊べません。

親子療育の内容

【一日の流れ】
10:00~10:30 登園、自由遊び
10:30~10:50 リズム遊び、運動遊び
10:50~11:00 手遊び、絵本読み聞かせ、出席、朝のご挨拶
11:00~11:15 課題①
11:15~11:20 おやつ
11:20~11:30 課題②
11:30~12:00 さよならのご挨拶、帰りの準備、お弁当

登園、自由遊び

この時間にみんなバラバラと登園します。部屋にいろいろなおもちゃが置いてあるので子供たちはそれで自由に遊びます。

特別な課題はないのでこの時間に先生に相談事をしたり、保護者同士でおしゃべりできます。

子供同士のやりとりも見られるので、「貸して」「どうぞ」「ありがとう」の練習や、他の保護者の声掛けなど参考にすることができます。

よく使われているおもちゃはレゴデュプロ(指先運動、見立て遊び)、おままごとやお人形(見立て遊び)、大型積木(バランス感覚)など。最後にみんなでお片付けもします。

リズム遊び、運動遊び

リズム遊びでは音楽に合わせて色々な動きをします。

保護者と手をつないで指示に従い、動・静のメリハリをつける練習です。

抱っこ、高い高いなど親子のスキンシップもあります。

運動遊びではトランポリン、滑り台、平均台、ジャンプ、トンネルくぐりなど大型遊具を使って目いっぱい身体を動かします。

体幹やバランス感覚を鍛えるのはもちろんの事、順番に並んで「待つ」という練習も兼ねています。

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手遊び、絵本読み聞かせ、出席、朝のご挨拶

身体をたくさん使ったあとは、イスに座って先生のお話を聞く時間です。

簡単な手遊び(きらきら星、ひげじいさん、糸まきまき、など)は模倣のトレーニングになります。

絵本の読み聞かせでは静かにして内容を聞き取れるようにします。

出席では子供が自分のフルネームを認識し、自分の番になるまで座って待ち、大きな声で返事をする練習です。

ご挨拶ではゆっくりと「おはようございます」と言い、朝=おはようという言葉がつながるようにします。

課題①

その日によってさまざまな課題が用意されています。

季節の工作では筆と絵具を使ったり、シール貼り、おりがみをちぎったり指先をこまかく動かす練習です。

運動系の課題の場合、ボールプールや紙ふぶきなどなかなか自宅ではできない楽しい遊びがたくさん経験できます。

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おやつ

みんなが大好きなおやつの時間です。ここにもたくさんの目的が取り入れられています。

まずは基本的な生活習慣です。おやつの前に手を洗い、先生がおやつを持ってくるまでイスに座って待ち、みんなでいっしょに手を合わせて「いただきます」と言う。

おやつの種類もただ甘いものではなく、よく噛まないといけないお煎餅、スティック状クッキーやマシュマロなどが用意されています。咀嚼力(噛む力)をつけ、さまざまな食感を学ぶためですね。

おかわりが欲しい時は「おかわりちょうだい」と先生に伝えます。ちゃんと飲み込んでからおかわりする事、他の子供がおかわりしている間は待つことの練習もします。

また、おやつの数を数えて1~3までの数字を認識できるようにします。最後は「ごちそうさま」をしてお皿を片づけます。

課題②

課題①と同様、その日によってことなる課題が用意されています。ほとんどは椅子に座って落ち着いてできるいわゆる「知育遊び」です。

簡単なパズル、紐通しなど、ほどほどに難しいものが与えられます。辛抱強く課題に取り組み、集中力を鍛えます。

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さよならのご挨拶、帰りの準備、お弁当

最後にみんなで「さよならのご挨拶」をしたら帰りの準備です。自分でイスを片づけて、上着や靴を自分で履くようにします。

お弁当を持ってきている子は部屋でお弁当を食べますが、そうでない場合はそのまま帰宅します。

登園時間のように、この時間に先生にいろいろ相談することもできます。

療育の効果

療育における「効果」とは測りにくいものですが、それでもこの半年で娘は大きく成長したと思います。

まず、以前であれば気に入らないことがあると泣いて訴えてきて、私もなぜ泣いてるのか理解できないのでお互いにストレスでした。

療育での先生方の声がけを参考に、自宅でも「子供の要求を代わりに声に出してあげる」「イエス・ノーで答えさせる」をするようにしました。

今では泣き始めても私が「どうして泣いてるのか言ってごらん?」「○○が欲しいの?じゃあ○○ちょうだいって言ってみて」と促すと、一呼吸置いて言えることが多くなってきました。大きな進歩です。

社会性も少しずつ身に付いてきたように感じます。以前であれば他の子供が近づいてきただけで大泣きしていましたが、最近ではお友達におもちゃを手渡したり、受け取ることができるようになりました。

児童館や支援センターと違い、固定の場所で固定のメンバーが集まるのが娘にはちょうど良かったようです。

さいごに

親子療育に通う前は「どれぐらい意味があるんだろう」と不安でしたが、娘は毎回とても楽しそうに通っているし私もゆっくりと子供の成長を見守れる、とてな貴重な場所になりました。

もしお子さまが療育を紹介されて参加するか悩んでいるなら、是非その機会を逃さないでほしいと思います。

療育を始めるのは早ければ早いほどいいと言われているし、きっと家族にとってプラスになります。

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