こんにちは、インター出身2児の母のぽこたにです。
学生時代海外に行ったり、子連れで海外にいくことがあると気が付くのが「日本って子育てがしにくい国」だなということ。
日本にずっといるとそれが当たり前になるので、気にならない人もいるかもしれません。しかし、実際に海外に行ったり住んでいる人の話を聞くと、えーー日本ってそうだったの!??と思ってしまうことがあります。
今日は、そんな「日本って子育てしにくい!」と思ったことについて書きます。
目次
日本は子連れに優しくないと感じるとき
ベビーカーでエレベーターに乗れない
これ経験したことありますよね???ベビーカーでお出かけすると、一階あがるだけでわざわざエレベーターにならないといけないんです。が、そのエレベーターが混んでて乗れない!!そして一つやり過ごして、次のエレベーターを待とうとしても、また乗れない!!!
すごく混んでいる場所だとこんな果てしないことになります。
もちろん、ただ単にたくさんのベビーカーがあるから乗れない、仕方ないから順番を待とう。というケースならいいんです。問題は、いやいやエスカレーターで行けるよね?と思うような人。すごく元気で、エスカレーターどころか階段だって利用できるだろうに「ちょうど来たから」という理由でエレベーターに乗るひと。結構いますよね!?
どう見てもエレベーターしか利用できないベビーカー連れ。どうか場所を譲ってほしいですよね。
ベビーカーで電車乗るのめっちゃ気使う
当たり前ですけど、ベビーカーで人にぶつからないよう細心の注意を払っています。常に。それとは別に、ベビーカーで公共交通機関に乗るって神経使いますよね。遅延していて混んでいたらどうしよう。どの車両が空いているのか。どの時間帯が空いているのか。途中で子供がグズったらどうしよう。マグマグ降ってしまってこぼしたらどうしよう。途中で泣いたらどうしよう。
普段はなるべくすいている電車に乗るよう心がけていますが、やはり急な用事や子供の機嫌によってスムーズに行かないことがあります。
そういう時、とにかく疲れます。
飲食店で騒いだら睨まれる
まず前提として、私は本当に人の目をを気にするタイプなので、子供が飲食店でグズったら即効で出ていきます。めちゃくちゃ神経使います。でもこれって、本当に本当に疲れますよね。そもそも外食すら行きたくなりますよね。
でもこれって悲しくないですか?そりゃあ他人からしたら「子供が小さいうちぐらいは我慢したら?」と思うかもしれませんが、そんなの例えば3歳差で3人産んだら、9年も外食できないじゃないですか!!「夫に預けて食べにいけば?」という意見もありますが、別に一人で食べたいんじゃなくて、家族で食べたいんです!
子供が生まれてからほとんど外食しなくなった私ですが、それでもたまには息抜きに外で食べます。息抜きに、フードコートじゃないところ。
それでどうしても子供達が少しうるさくしてしまうんですよね。何せ3歳と1歳なので。泣かなくてもちょっとキャッキャッとしたり。もちろん叫んだりわざと大きな声を出そうとしたならすぐに外に出ますよ。でも、本当にちょっと大きな声が出てしまうことってあるんですよ、幼児って。
そういう時に、睨まれるんです。というか、睨まれました。「なんであの母親は静かにさせないんだ?」って目つきで。「こっちはお金払ってんだから子供の声なんて聞きたくないんだよ」とで言いたいんでしょうか…
で、たぶん日本人だとここで「うん、他のお客さんが嫌がってるんだから子連れは遠慮しなよ」となるんですよ。社会全体がそうだから。
でもこれって、子供や子供を連れた親を排除してるのと同じです。「俺様が不快なんだから目の前から消えろ」と言っているのと同じ。
子供のために仕事を休んでも嫌味を言われる
これ働いているママなら特に感じることだと思いますが、例えば日中保育園からお迎え要請がかかってくるとめっちゃ頭下げないといけないですよね。「すみません、子供が熱で…」「すみません」「すみません」。あーーーーもう嫌だ!子供の熱ですよ???どうやったって防ぎようがないし、急に起こるものだし、人類みな風邪を引きながら成長してきたんですよ!!!それでその時助けてくれるのは親しかいないんですよ!!だから親が休むのは当然のことなんですよ!!!
それを「いつも休んでる」「これで何回目?」「迷惑かかる」とそのワーママに言うのは全く意味がないことです。ほんと。別に休みたくて休んでるわけじゃないんだし、あと何回休むかなんて神のみぞしるだし、そもそも人員不足なのはそのママじゃなくて会社経営者の責任です!!!
パパが育休取れない
これも本当に信じられないです。なぜ父親は育休が取れないのか!!!わが家の夫は一ヶ月の育休を取ることができましたが、これはかなりレアですよね。本当は一年ぐらい取ってほしいぐらいですよ。
それなのに、一日も取れない人も多い。
全く、家族をなんだと思っているんでしょうか。育休を取りたがらない父親もですが、育休を取らせない会社側も問題です。
もし日本全国のパパが一年間みっちり育休が取れたなら、どれだけのママが救われるのでしょう!!
おわりに
もちろん、日本での育児を全否定するわけではありません。どの国でもそうですが、いい面もあれば悪い面もあります。今回はあえて日本の悪いところ、子育て世帯への圧力を感じたときの話を紹介しました。
ただでさえ少子化が止まらない日本。ぜひとも子育て世帯に寛容になってもらいたいです。