教育

インターナショナルスクールのゆる~い部活事情

こんにちは!日本のインターナショナルスクール卒業生のぽこたに(@pokoblog01)です。

日本の学校にも部活があるように、インターナショナルスクールにも部活があります。

今日は、わたしが通っていたインターの中学~高校の部活事情について紹介します。

簡単にまとめると、かなりゆる~い感じでした。

※当たり前ですが同じインターでも学校によって事情は異なるので、今回はあくまで参考程度にどうぞ!

インターナショナルスクールの部活の特徴

シーズン毎に部活が変わる

インターの部活は季節によって変わります。

イメージはこんな感じ:

【春】女子バレーボール、男子サッカー

【夏】夏休み

【秋】女子ソフトボール、男子バレーボール、女子サッカー

【冬】女子バスケットボール、男子野球、男子バスケットボール

たぶん体育館やグラウンドの使用状況の関係もあるんだと思います。グランドが狭いので、サッカー部と野球部はいっしょにできない、みたいな。

こんなスケジュールなので、一年を通して部活をしている子もいれば、ある季節だけしている子もいます。

年間を通して複数の部活を経験できるのも特徴です。

部活の種類が少ない

これはインターの規模にもよると思いますが、わたしが通っていたときは幼稚園児から12年生(高3)まででたった300人しかいませんでした。

そのためか、部活の種類が本当に少なかったです。

運動部は1シーズンに2~3種をローテーション、文系はほぼ皆無でした。

吹奏楽部などの音楽部もありません。

軽音部もなく、趣味でバンドをしている有志の集まりがポツポツあったぐらいです。

運動系はこちらのスポーツがありました:

  • バスケ
  • サッカー
  • バレーボール
  • 野球
  • ソフトボール
  • バドミントン
  • テニス

バトミントンとテニスは部員が足りなければその年度はキャンセルでした。

プールがないので水泳部はないし、卓球台がないので卓球部もありません。

陸上部もない、剣道部もない、ラグビー部もない。

漫画研究部や落語研究もありませんでした。

運動部が弱い

これも生徒数が少ないから仕方がないことだと思いますが、運動部がとにかく弱かったです。

シーズン毎に部活が変わるので、当然といえば当然ですね。

日本の学校みたいに「○○校 全国大会出場!」とかもないし、もちろん甲子園に出ることもありません。

もちろん生徒の中にはものすごくスポーツが得意な子もいますが、学校全体として特定の部活に力を入れることはないし、部活の担当講師もいわゆる素人なのでずば抜けてすごい選手が生まれることはありません。

誰でもスタメンになれる

これは生徒数が少ないことのある意味メリットだと思います。

部員数が少ないから、誰でも「スタメン」になれます。

年長者がスタメンだとか、そういう決まりもありません。

うちのインターの場合、高校時代全くスタメンになれずに終わる子はいませんでした。

すぐに試合に出られるので、全員がそこそこ部活を楽しめるのはいいことだなと思います。

熱血教師がいない

熱血教師がいないのも日本の部活と大きく違う点です(←イメージですが)。

教師はスポーツのプロじゃないし、それを教師自身も生徒も分かっています。

先生はプロじゃないという前提で部活がなりたっています。

朝連なんてないし、連休中に部活の練習が入ることなんて絶対ありません。

ミスして怒鳴ったり体罰をする教師も絶対にいないです。いたら大問題になってきっとクビです。

部活の顧問はあくまで生徒の安全を確認して引率するのが目的で、チームを最強にするための顧問ではありませんでした。

いつでも入部・退部できる

インターの部活はいつでも入部・退部できました。

もちろんシーズン後半になるとわざわざする生徒は少ないですけどね。

シーズン開始直後はおためしで入部する人も多いし、やっぱり合わないからやめるわ~って気軽に退部する人も普通にいました。

去年退部したけど、今年はやってみる!っていうパターンも問題なし。

気軽に休める

これも日本の部活と違うなーと思うのは、気軽に休めるという点。

そもそも学校自体休むのに抵抗が少ないインター生なので、部活もちょっとした理由で休みやすいです。

体調不良はもちろん休みます。

あとは旅行とか、用事とか。

もちろん無断で何度も休むと「どうなってるの??」ってなりますけどね。(←だいたいそういう生徒はそのままフェードアウトします)

休みときの連絡も顧問の先生に言うか、他の部員に「今日休むからよろしく!」と伝えるだけでOKでした。

週一回は部活が休みの日

少なくても週1回は部活が休みの日がありました。

部活が休みでも有志で集まる生徒もいるし、そのまま帰る生徒もいます(←無言の圧力とかはありません)

この週1日休みの日に顧問の先生たちは会議に出たり、仕事を進めていたようです。

部活がなくてたまにはやく帰れる日はちょっとうれしかったですね。

遠征試合は一応ある

こんなに弱い運動部ですが、一応遠征試合もあるんです

日本には各地にインターナショナルスクールがあります。そのインター同士で大会があったりします。

うちのインターも、例えば福岡インターナショナルスクール、大阪インターナショナルスクール、名古屋インターナショナルスクール、東京アメリカンスクール・イン・ジャパン、北海道インターナショナルスクールなどと試合をしました。

やはり、大規模なインターの方が運動部は強いですね。

日本の学校だったら盛り上がる高校野球やインターハイなどに関わることがなかったのはちょっと寂しかったです。

 

ここまで、インターの部活はないない尽くしでしょぼいイメージになってしまいましたが、インターならではの部活もたくさんあります。

インターならではの部活(クラブ)

模擬国連 (Model United Nations)

模擬国連というのは、まるで本当の国連のように学生同士で世界の問題や目標について議論をするクラブです。

学生一人(もしくはチーム)に国が当てられ、生徒はその国の立場(大使)として様々なテーマについて議論します。日本人だからと言って日本を担当するわけではありません。

国連に加盟している国ならどこでも担当する可能性があります。聞いたこともないような小さな国を担当することもあります。

テーマは例えば難民問題、健康と福祉、紛争、貧困、外交など、実際に国連で話し合うようなものばかりです。

模擬国連クラブは放課後等にメンバーで集まって勉強会などを行いますが、醍醐味はなんといっても海外で実施される「模擬国連大会」です。

世界から高校生が集まり、本物の国連そっくりの会議が行われ、実際に議論・交渉し、決議を採択します。

国が違えば意見も変わります。さまざまな国の立場になって議論する非常に貴重な機会です。

ボランティア

インターナショナルスクールで特徴的なのが、ボランティア系のクラブが盛んだということです。

これはインターがそもそもアメリカの文化からなっていることに大きく影響されています。

例えば身近なものだとチャリティーマラソンやゴミ広い、バザーや寄付活動。

規模が大きいものだと、発展途上国にいって学校づくりのお手伝いなど。

中には高学年の生徒がチャリティーイベントを企画して、幼稚園や小学生が参加するものもあります。幼いころからボランティア活動に関わる機会が多いのがインターならではですね。

ミュージカル部

インターにはミュージカル部がある学校が多いようです。とても人気があるクラブです。

ミュージカルでおなじみの West Side Storyなど、もちろん英語でおこないます。

ミュージカルは高校生が中心ですが、小学生でも授業の一貫として演劇を取り入れることも多いです。

人前で表情豊かに表現することが重要だとされている文化ならではですね。

まとめ

インターナショナルスクールは一般の学校と比べると生徒数が少ないこともあり、日本の部活とは少し異なります。

部活の種類が少なかったり、運動部が弱かったり。

それでもスタメンに入りやすかったり、世界とつながるようなクラブが盛んだったりします。

もちろんインターの規模やその学校の特徴にもよりますが、インターってこんなところなんだな~と参考になれば幸いです。

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