育児を楽しむ方法

子共の自尊心の育て方|人と違っていいと私を育ててくれた母の話

子供の自尊心の育て方。どうしたら自信を持って、前向きに生きてくれるような子共に育ってくれるのか。

このような悩みを持つお父さんお母さんは多いと思います。

私もまさにそうで、自分の3歳と1歳の娘たちにはこれから何を教えてあげられるのか日々悩んでいます。

勉強、運動、家事、社会について…子供に伝えられることはたくさんありますが、やはり大切なのは一貫したモットーだと思います。

子育てのモットーを決めるのは簡単ではありません。

そこで、今回は私の実母のモットーを紹介します。このモットーのおかげで、今の私があります。

「普通じゃつまらない」がモットーの母

私の母親はちょっと変わった人でした。

当時は気が付きませんでしたが、私自身に子供が生まれて子育てが始まると「あれ?うちのお母さんちょっと普通じゃないんじゃない?」と思うことが増えました。

その一番大きな点が母のモットです。

子育て中はついつい他の子と比較して「どうしてこれができないんだろう」「どうして普通の子と違うんだろう」と比べてしまいがちですよね。

私も「○○が平均より下」「この月例ではこれができるはずなのに、うちはまだできない」とつい「普通」にこだわってしまいます。

しかし、私の母は違いました。

幼い頃から私に「普通じゃつまらないじゃない?みんなと一緒なんておもしろくないわと何度も言っていました。

母のモットーは「自分は自分」でした。

小学校のポスター作成

例えば、昔小学校の発表でポスターをつくる機会がありました。

私は、大きいサイズのポスターにも関わらず、文字やイラストをちまちま描いて作っていました。

別に小さい文字が好きだったとか、細かい絵が描きたかったからというわけではなく「みんながそうしてるから」という理由です。派手に、大きな文字で目立つように描く勇気がありませんでした。

私のそんな気持ちに気が付いたのか、母は「もっと文字を大きく書いた方が遠くからでも見やすいじゃない」とアドバイスをくれました。

私は「そんなの目立つし恥ずかしいよ。みんなこうやってるし。」と言いました。

そうすると母は「せっかく作るのに、ちまちま書いてたら人に見てもらえなくてもったいないじゃない!人と同じじゃつまらないのよ。人と違ってこそ楽しいのよ!あなたはあなた!」と言って、大きく大胆に描くことを勧めてくれました。

私はその「あなたはあなた」に背中を押されて、そのポスターを大きく大胆に描くことにしました。自分のためではなく、ポスターを見てくれる人のために描くように。

結果、クラスで一番目立ち、一番人に見てもらい、一番いろんな人に感想をもらい、賞をもらえるほどのポスターとなりました。

「人と同じじゃつまらない」を実感した日のことでした。

キャラクターに興味がなかった私

私は昔からいわゆる「女の子向け」のキャラクターに興味がありませんでした。

現在アラサーの私は、幼稚園~小学校低学年までセーラームーンが大ブームだった時期です。

他にもサンリオや、たまごっち、雑誌「りぼん」の漫画などが大流行していました。

もちろん存在は知っているしたまにアニメも観ていたけど、最低限のキャラクターの名前ぐらいしか知らない程度でした。

幼いながら、私はこの状況に悩んでいました。

幸い特にいじめられた訳ではないですが、どうも他の女の子たちの会話に乗りきれてない

みんなと同じように、セーラームーンのメモ帳や、サンリオの文房具、持っていた方がいいのかな…と。

モヤモヤしていたある日、私はさらっと母にそのことを伝えてみました。

「みんなセーラームーンの可愛いペン持ってるけど、私も持ってた方がいいのかなー」

「セーラームーン?好きなの?」

「好きじゃないけどみんな持ってる」

「好きじゃないならいらないんじゃない?好きなら買ってあげるけど」

「んー別にいらないんだけど…でもみんな持ってるんだよねー…」

今なら自分の意思をはっきりと伝えられますが、当時はまだ5~6歳。自分がどうしたいのか自分自身でもまだよく分かっていませんでした。

そんな私の気持ちを悟ったのか、母は私にこう言いました。

「べつにね、みんなが持ってるからって〇〇ちゃん(私)も持っていなきゃいけない訳じゃないんだよ。自分の好きなものは人と合わせる必要がないの

ほら、〇〇ちゃんは動物が好きで、この前お父さんに恐竜のえんぴつ買ってもらったでしょ?

それはクラスで誰も持っていなかったよね。すごく特別なことだよ。

みんなと違うものが好きなのは、すごく特別なこと。みーんなが同じもの持ってちゃつまらないじゃない。あなたはあなたでいいの」

毎回「あなたはあなたでいい」と言われるので、きっと私もこの言葉を聞きたかったんだと思います。

キャラクターのもの持ってなくてもいいんだ。

そうホッとして、私は自信を持って自分の好きな物も好きだと言うようになりました。

人と違っていいと教えるのは勇気がいる

そんな風に育てられたわたしは、特に変人になったり芸術的に奇抜なセンスを持った大人になったわけではありません。

しかし、自分の人生は自分で歩むし、自分の人生に自信を持って、自分の選択肢に自信を持って生きるようにまりました。

人と違っていいんだと子共に教えることは難しいです。

 

好きなことばかりやって勉強しない子になったら…

人に迷惑かけるようになったら…

わがままな子になったら…

 

私も2児の母なので、こういう心配は本当によく分かります。

私もまだ自分の子共たちに「人と違っていいんだよ」と伝える勇気がありません

しかし、「人と同じように生きなさい」「目立つことはしない」と教えれば、勉強ができて人に迷惑かけずに素直な子に育つのでしょうか?

答えはきっと違いますよね。

おわりに

子育てには答えがありません。

しかし、子供の自信を育てることはその後の長い人生の中で大きくプラスになることは様々な研究からも分かってきています。

私も、母が私にしてくれたように、今後自分の子供たちには「あなたはあなたでいいだ」「人と同じじゃなくてもいいんだ」と教えてあげたいと思います。

 

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