こんにちは!ぽこたにです。
みなさん、えいごであそぼ観てますかーーーー?! 私はしっかり見てます!!
しかし、しっかり見ているからこそ不満があります!!そんな不満をここで吐き出します!!
目次
なぜこのタイミングでブログに?
注:この記事はオートンが始まってもうすぐ1年という時期(2018年1月)に書いています。そのため、現在では一部情報が古くなっている所があります。予めご了承ください。
新しい「えいごであそぼ with Orton」 は2017年4月から放送開始した NHK Eテレの番組です。それまでの「えいごとあそぼ」とはメンバーも構成もテーマもガラッと変わり、かなり話題になりましたね。
始まった当時は他のブログやSNSでもよくピックアップされ、評価やコメントが多く付きました。
ネットの性質もありますが、やはり文句というかクレームというかネガティブな意見が多く目立ちましたよね。一番多かったのは「歌と踊りが少ない!」「日本語ばっかりじゃん!」「子供ウケ悪い!」といったところでしょうか。
しかし、新しいものって何かと悪い意見がつきやすいんですよね。
大抵は「前の方がよかった!!」という流れで。そして見慣れたり聴き慣れていくうちに「あれ?意外といいんじゃないこれ?」と気持ちに変化が現れるもんです。
同じく Eテレの「おかあさんといっしょ」でも、ガラピコぷ~が最初始まったときは「え…なんか可愛くないキャラ…」って思われていましたが、今ではすっかり愛されているコーナーです。ベルが鳴るもそうですよね。
私も4月に新しいえいごであそぼを見たとき、正直「なにこれ最悪…」と思いました(Eテレごめんなさい)。が、やはり初めてみるものというバイアスがある事も理解しているので、せめて半年は文句を言わずに大人しく見てみよう、と決めました。
そして気が付くと開始から9ヶ月が経ち、もうすぐ1周年。途中から内容が少しずつ改められたりして、今ではいいコーナーもあります。しかし、まだまだ納得できない内容も多いです。
ひょっとすると1周年を機に何か大きく改変されるかもしれません。そうなる前に一度ここに吐きだすことにしました。
新しい「えいごであそぼ」がつまらない理由
Dr. Jason 発明品のネタ切れ感が半端ない
最初の頃は私も「なるほど、phonics や発音はこういう教え方もあるのかー」と思ってみていました。
特に L の回に出てきたライオンのお面?のような実験道具は見た目もなかなか可愛いし、子供でも作りやすいし、実際に L の発音が出来るし、楽しくphonics の練習ができそうですよね。「へーこんな風に毎回工作アイディアを提案してくれるのね」なんて思ってました。
でもたぶんこの回がピークだったと思います。
今では無理やり実験道具に仕上げてる感が半端ないです。ほとんどの道具が舌の動きではなくあごや唇の出し方によって動くようになっているので、どの装置も同じ理屈で動いているように見えます。
もちろん、微妙な違いはあるんでしょうが、あの大ざっぱな装置ではそこまで使いわけられるとは思えません。
しかも、やたらでっかい装置だったり、無駄にクルクル回ったりして家では到底作れません。簡単に家で作れる発音装置というネタはそろそろ限界が来ているようです。
Orton って誰?
えいごであそぼの新しいタイトルは「with Orton」(訳:オートンと一緒に)が付いています。あの大きいクジラですね。
一応えいごであそぼはオートンの背中にある街「オートン・タウン」が舞台です。
初めて見たときは「オートンかわいいじゃん。歌ったりするのかな?セサミストリートのビッグバード的な立場なのかしら」とか考えてました。オープニングに派手に出てくるし。
しかし…待てど暮らせどオートンは現れません!!!レアキャラ?ボスキャラ?なんて淡い期待をしていましたが、結局何ヶ月経ってもイントロ(と途中の3秒ぐらい音楽が流れるシーン)以外で見かけることはありませんでした。なんで with Orton にしちゃったんだ…。
しかししかし!ついに!番組スタッフもいい加減このおかしい設定を無視できなくなったのか、無理やりオートンをねじこんできました!先月(2017年12月)ぐらいからですか?毎回番組前半で、アイル・キラリ・ユウキのうち誰かが発音テストを受ける流れになりましたよね。その審査員が…オートン!!!
めっちゃ無理やりですやん (←あおやん風)
そこ別にオートンじゃなくてもよくない?というかその役 Peachy とかぶってない?というのが率直な感想です。
結局オートンが出るのはこの時だけだし。ちなみにオートンは、公式サイトのキャラクター紹介のページですら紹介されていません…。
発音テストが細かい
↑で書いたように、現在 (2018年1月現在)えいごであそぼでは毎回簡単な発音テストが設けられています。子役のだれかがその日のテーマワードをなるべく「きれい」な発音で言い、それをクジラのオートンが評価するという流れです。その評価が「おしい(不合格)」か「合格」なんですが、割と頻繁に不合格を出しています。
私だけですかね??子供が一生懸命、(恐らく本気で)発音しようとしているのに、それをあっけなく「不合格」なんて言うのは納得できないんです!不合格が出た回は、その子供がかわいそうで観てるこっちがテンション下がります。元子供英会話講師だから気にしすぎなんですかね?
例えばあんなかしこまったテストじゃなくて、子供が発音する→ Dr. Jason が「おしいね~もうちょっとこうだよ!」と訂正する→もう一度子供が発音する、という流れなら気になりません。完全に合否を出しているのがおかしいと思うんです。
「きれいな英語」って何?というそもそも論につながりますが。
Karlee という謎キャラ
Karlee (カーリー)は旧えいごであそぼ時代からちょいちょい出演していましたね。一般の親子とやりとりしている女の人です。公式サイトのキャラクター紹介にはこう書かれています↓
Orton Townで暮らすフシギな女の子、Karlee。日本が大好きで、しょっちゅう町を抜け出して私たちの近くにあそびに来ています。絵を描くのと、子どもたちに英語をおしえるのが得意です。
そもそもあのコーナー必要?という気がしているますが、それはさておき。
Karlee、テンションめっちゃ低くありません?
最初見たとき「ちょっとテンション低くて暗いけど実はおちゃらけて英語大好き人と話すの大好き~なキャラなのかな」とも考えました。だけど本当にただテンション低いだけでした。「子供たちに英語を教えるのが得意」って…本当?!?!全く子供と仲良くなろうとしてないけど?!
あのコーナーは毎回変な汗がでます。ヒヤヒヤして。
※2018年4月4日追記
なんと2017年度をもってカーリーは番組を卒業したようです!とくに大きく発表はされていませんが、番組公式サイトのキャラクター紹介やコーナー紹介のページから消えています。

発音の練習になっていない体操
たぶんこれはみんなが疑問に思っていることだと思います…
なんで田中理恵さん?!
なんで体操?!
せっかくあれだけきれいな発音きれいな発音いってるのに、ここで思いっきり普通の日本人の英語発音を入れてしまう!?どういう目的で作られたコーナーなのか気になります。
その日にならないと歌詞(単語)が分からないので、一緒に歌えないし。あれって何かパターンがあるんですか?もし知っている方いたら、教えてください!!
Butterfly や slide は毎回出てくるのですが、それ以外の単語はどういうパターンで出てきてるんでしょうか。
※2018年4月4日追記
なんと、カーリー同様、2017年度をもって田中理恵さんは番組を卒業したようです!
というか年末頃からさらっとコーナーが消えていた気がします。途中で放送されなくなっていましたよね?
とくに大きく発表はされていませんが、現在では番組公式サイトのキャラクター紹介やコーナー紹介のページから消えています。
一般人すぎる Eat the World
日本で暮らす外国人の家に一般の日本人家族が行き、世界の料理を教えてもらうコーナー。世界の料理を教えてもらえるのは面白いと思います。
ただこの一般の家族が本当に普通すぎるというか…興味あるの?というテンション…いや、一般人だから慣れないカメラの前で仕方ないのかもしれないですが、グダグダしてます。
特におじいちゃんおばあちゃんがグダグダ…なんでいつも三世代で出演してるんだ?!と思っていましたが、なんと公式サイトの出演応募ページに
お子さま、父母のどちらか、祖父母のどちらか、の3人でご応募いただくのが条件です。
と書かれていました!!なぜ三世代限定なのか?よく分かりません。
おわりに
小さな子供を持つ親として、元子供英会話講師として、バイリンガルとして、やはり「えいごであそぼ」について一度ここで書かないといけないと思い、今回こんなクレームみたいな記事書いてしまいました。
いや、これだけ物申すということはそれだけしっかりと番組を見ているっていうことです!かなり真剣に見てます。だからこそ、もうちょっとなんとかしてほしい!と思ってしまうのです。
発音や phonics に力を入れることはほんとすごくいい!!それは旧えいごには全くなかったので。他にも月歌、キースのコーナー、最後の聞き取りテストはかなり充実していて、その辺りは新えいごの方がレベルが高いと感じています。
えいごであそぼって本当に家庭での英語教育に重要な役割を担っていると思うんですよ。だからこそもっともっといい番組になってほしい!新しいえいごであそぼがんばれ!!
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