ブラック企業

本当にいたブラック企業の狂った60代男性社長

わたしは昔ブラック企業に務めていました。

当時はわたしもまだ若くて世間知らず、「ブラック企業」という名前は聞いたことがあるけどその実態はまったく知りませんでした。

どこかレアで、一部の会社の話だと思っていました。

まさか、自分が本当にブラック企業に入社してしまうとは…

今日はそんなブラック企業の闇である社長(60代男性)についてご紹介します。

本当にいたブラック企業の狂った社長、こんな感じだったんです。

キレる、キレる、キレる

ブラック企業あるあるですが、とにかく社長がキレます。

まさにジャイアン。

※ドラえもんに出てくるジャイアンはいじわるだけど実は心は優しい、という設定がブラック企業をエスカレートさせていると思います。わたしも当初は「社長はこんなんだけど、実は優しい所もあるんじゃ…」と希望を持ちました。見事に間違っていましたけど。

その日の気分によってキレポイントが変わるので、やっかいです。

例えば、ある時はわたしがパソコンを使っていたら「そうやってちゃかちゃかパソコンばっかりやってないで仕事しろ!!!」と怒鳴られました。もちろん仕事でパソコンしてたんですけど。

ある時はトイレが汚いとキレられました。

ある時は机に灰皿がないと怒鳴り、コーヒーがまずいと怒鳴り、デスクが散らかっていると怒鳴り、おまえらやる気がないと怒鳴ります。

とにかく気に入らないことが1ミリでもあればキレていました。

社員のスケジュールはガン無視

社長の気分によって突然「ミーティング」が始まります。

社長は毎日オフィスにいるわけではなく、いつ来るのか分かりません。

いない時は正直平和でした。

が、突然社長が部屋に帰ってきた瞬間オフィスの空気が変わります。社員は黙り、机に向かって静かに仕事をします。

その時の社長の気分が悪かったら最悪。突然「ミーティング」という名の説教が始まり、一日がつぶれます。

1時間どころではありません。5時間、6時間平気で説教します。

ある時、わたしはタイミング悪く午後にお客さんとの打ち合わせを予定していました。

ミーティング(説教)中ギリギリまで待ちましたが全然終わる気配がないので、恐る恐る「すみません、社長、このあと打ち合わせがあるので行かないと…」というと

「おまえふざけんな。キャンセルしろ。今すぐ電話してキャンセルしろ」

わたしは手を震わせながらお客さんにキャンセルの電話をしました。

「申し訳ありません、急用が入ってしまい…」

またある時は「そんなしょーもない打ち合わせ、△△に行かせろ。おまえは残れ」と言われました。△△とは職場にいたパートの女性です(打ち合わせの知識ほぼなし)

△△さんは空気を読んでわたしの代わりに行ってくれました。

このように、社員や現場の予定はガン無視で、勝手に自分の気分で行動するのがわたしのいたブラック企業の社長でした。

暴言を吐く、セクハラ発言

これもブラックあるあるですが、日頃から暴言を吐きます。

「おまえ」「ふざけんな」「土下座しろ」「おまえは狂ってる」「常識だ」「ゴミ」「クズ」「頭おかしい」「おまえの考え方はずれてる」「皆おまえがおかしいと思ってる」「迷惑かけんな」「うっとうしい」

あと、ここには書きたくないですがセクハラ発言も普通にあります。

毎日毎日こんな風に怒鳴られたら精神的におかしくもなります。

強制飲み会

これもブラック企業あるあるですね。うちの社長も飲み会大好きでした。

終業時間が近くなると、オフィスに電話がかかってきます。

「今から□□の店まで来い」

□□とは社長の行きつけの飲み屋です。

げー…と思いながらも行かないと〇される気がするので、荷物をまとめて飲み屋まで向かいます。

終業時間は19時。そこから22時、0時…と平気でつき合わされます。もちろん次の日仕事があってもです。

一応その場に着くとわたしや他に同席した社員の分の食事を注文してくれるので、機嫌がいいうちに食べておきます(機嫌が悪くなると食べさせてもらえない)

社長はヘビースモーカーで常にタバコを吸っていて、帰るとわたしもタバコの臭いがひどかったです。

社長はお酒もがんがん飲むので、後半はろれつが回っていませんでした。目もうつろで、正直怖いと思いました。

話す内容は説教、昔話、根性論…それを延々と繰り返します。

途中で家族にメールを打とうとすると「おまえなに携帯触ってんだ」とキレます。

わたしは平社員で女だったからか、終電になると帰らされていました。役職や男性社員はその後も残されていて、どうしていたのかは知りません。

社長が機嫌よく飲んでいる時はマシでした。

機嫌が悪いと、飲みながらキレ、ずっと説教です。男性社員はよく物を投げられていました。

わたしも一度だけ携帯電話を投げつけられました。

さすがに情けなくて悲しくて、この時だけは泣きました。

仕事中にパチンコに行く

社長という立場なので毎日職場にいる必要がありません。

だからか、社長はよく会社の近くのパチンコ店に行っていました。

それだけならわたしに害はないし別にいいのですが、たまに呼び出されることもありました。

「今△△のパチンコにいるから、今すぐ来い」

飲み会同様、これも行かないと〇されそうなので、みんな黙って呼び出されていました。

呼び出す目的はもちろんしょーもなくて、自分が退屈してきたからとか、お茶を買ってきてほしかったからとか、会社の資料を持ってきてほしいからとか、そのあと飲みに行くから呼んだとか、そんなのです。

わたしはブラック企業に入社して生まれて初めてパチンコ店というものに入りました。そしてこんなロクでもない所つぶれてしまえと心から願ったのでした。

 

こんな感じで、わたしが2年間勤めていた会社はブラック企業の中でもさらにひどい漆黒の闇企業レベルでした。

結局なにがブラック企業を作るかって、そこの会社を作っている「人」なんですよね。ブラック人間がいなければ、ブラック企業はありません。

うちの会社ではその漆黒の闇が社長という存在でした。

もしこの記事を読んで、自分のところの社長(または上司)にも当てはまると思ったなら、どうかどうか目を覚まして退職してください。

ブラック企業は心も体もボロボロにします。内心は優しいとか関係ありません。早く辞めないと、ますます辞めずらくなります。

いつか、日本からブラック企業が撲滅しますように。

 

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