育児の悩み

3歳過ぎまで発語なしだった子のその後

3歳過ぎまでしゃべらない子だった

実は、わたしは3歳過ぎまでしゃべらない子でした。

しゃべらないのか、しゃべれないのか、もちろん当時のことは覚えていないので分かりません。

が、3歳の誕生日が過ぎて唯一の発語が「あ」だけだったそうです。

何かを見つけたら「あ!」

返事をする時も「あ!」

それ以外は一言も話せない子でした。

3歳児健診で引っかからなかった

30年近く前にも日本では3歳児健診がありました(保健所での3歳児健診が始まったのは1961年からだそうです)。

その3歳児健診の時点で、わたしはまだ一言も話せませんでした。

今なら確実に検査に引っかかりますよね。というか、多くの場合は1歳半健診で何か言われます。(実際、うちの長女も最近1歳半健診で発語なしで発達教室を紹介されました。)

しかし、わたしの3歳児健診は30年前の話。

発語以外のチェック項目が問題なくクリアできたので「言葉の意味は分かっているみたいだし、もう少し様子を見ましょう」と母は言われたそうです。

つまり、3歳で何もしゃべれないのに、様子見で終わったんです!

繰り返しますが、今ならありえないですよね。

周りの反応

3歳の子どもが言葉を発しないと、周りはどういう反応をするのでしょうか?

母曰く、やはり親戚に「あの子…」と思われたそうです。

後になって聞いた話らしいですが、母の両親(わたしの祖父母)はずっと「あの子まだ話せないなんて…絶対なにかある」と思っていたそうです。

「毎日車に乗せているからじゃないのか」とか、適当なそれらしい原因を言われたり。

やはり、3歳で話していないと目立つんですね。

3歳過ぎて言葉の爆発!

そんな不安な3歳でしたが、なんと3歳児健診をおえてしばらくすると、いきなり言葉の爆発期がきたんです!!

母曰く、「ダム決壊」

あっと言う間にぺらぺらしゃべるようになり、あっと言う間にうるさいぐらい話すようになったそうです。

滑舌は悪い

この言葉の爆発期がきたらもう正常なのか?と聞かれると、正直どうなのかわかりません。

しばらく滑舌が悪かったです。

それが言葉の遅れから来たものなのか、なんなのか分かりませんが…。

サ行が「しゃ、し、しゅ、しぇ、しょ」になったり

ラ行が「ダ、ディ、ドゥ、デ、ド」

などなど、しばらくこんな感じだったそうです。

大人になった今は普通に話せていますが、まだどちらかと言うと滑舌は悪い方ですね。私生活に支障が出ることではないです!

あと、早口です(笑)

発達障害なの?健常なの?

ネットを見ていると、3歳で発語がない場合は発達障害だという記事もあれば、それぐらいよくある個人差、というものもあります。

結局3歳で話せないのは障害なのか?それとも健常なのか?

はっきり言って、人によるとしか言えません。

その後全く異常がなく健常児として成長する子もいれば、その後発達障害と診断される子ももちろんいます。

1歳半健診に「発語」のチェック項目があるのには理由があります。ほとんどの子どもが1歳半の時点で何かしら言葉を発するのは事実です。

そして3歳で話せないのは普通より遅い、というのも事実です。

 

しかし、発達障害は「こういう特徴があったら障害」「これができなかったら発達遅延」という単純なものではありません

言葉以外にコミュニケーション能力、身体能力、記憶、困り感などいろんな面を見ないとそれは分かりません。

 

わたしは3歳まで発語なしでしたが、現在は問題なく生活していて、何か診断されたわけでもありません。大学にも大学院にも行って、結婚、出産育児をしています。いわゆる健常として生きています。

じゃあわたしが完璧な人間かというと、全然そんなことはありません。

実は人の顔を覚えるのがちょっと苦手だったり、片付けが苦手だったり。たくさんの不得意があります。でも診断されていません。

障害と健常の差は実にあいまいですね。

やはり、3歳の時点での言葉の有無だけでなにかを判断できるものではありません。

今悩んでいるママとパパへ

3歳のわが子はまだしゃべらない…

そんな風に悩んでいるママやパパに伝えたいのは、過剰に不安がらず、冷静に専門家に相談すること。

そして何より大事なのは子どもをしっかり見ること

言葉に遅れがあると療育を勧められることもあるかもしれません。もしそうなら、是非受けてください。療育は「だめな特徴を矯正」する場所ではなく、子どものことを理解し、専門家といっしょにその子の成長をサポートして行く場です。

また、ネットやママ友の言う「3歳でしゃべらないのは障害!」や「3歳でしゃべらない子なんてたくさんいるから大丈夫だよ~」という言葉に振り回されないようにしましょう。

相談するなら専門家です。

そして思いつめず、療育に通ったり今まで通りたくさん話しかけたり絵本を読んだりしましょう。

他の子と比較するのではなく、その子の今を見てあげてくださいね。

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